
増加する相続トラブル
2026年05月15日 15:11
こんにちは、相続相談サポートセンターです✨
相続トラブルというと、どんなイメージがありますか?
テレビドラマで見るような大富豪一家の遺産分割トラブル…のようなものを
想像する人が多いのではないでしょうか?
実は近年、相続トラブルは増加傾向にあります。
ではなぜ今、相続トラブルが増加しているのでしょうか。
社会的な背景としては、母数の多い団塊世代が高齢化し、
相続の発生件数が増加していることが要因として考えられます。
また、物価高の影響や老後2000万円問題など将来の経済的な不安を煽るような話題が多く
相続財産への関心が高まっていることなども影響していると言われます。
そのため、実は相続トラブルの多くが
遺産総額がそれほど多くない一般的な家庭で発生しやすい
というデータがあります。
そこで今回は近年相続トラブルが増えている理由や、
相続トラブルを引き起こす要因と対処法について解説します!
▼なぜ相続トラブルが増加しているのか?
相続トラブルといって想像しやすいのは「遺産分割トラブル」ではないでしょうか?
相続人同士の間で遺産分割協議がまとまらない場合に
家庭裁判所で遺産分割調停を行いますが、その件数のR3~R6年の推移を見てみましょう。
※政府広報オンライン 司法統計年報3.家事編を基に作成
近年相続トラブルが増えている背景にはいくつかの原因があります。

▼相続トラブルはお金持ちだけの問題ではない
実は相続トラブル件数は遺産総額5000万円以下の
一般的な家庭の場合が多いのです。
なんと遺産総額5000万円以下でのトラブル件数が
全体の77%以上を占めています…!
※裁判所司法統計 家事 令和2年度 「52 遺産分割事件のうち認容・調停成立数(「分割しない」を除く)遺産の内容別遺産の価額別 全家庭裁判所」を基に作成
遺産総額の多い家庭では生前に相続対策をしている場合が多く、
反対に一般的な家庭の場合は何の対策もしていない場合が多くみられるそうです。
▼なぜ相続トラブルになってしまうのか?
ではなぜ相続トラブルに発展してしまうのでしょうか?
トラブルの主な原因について解説していきます。
①財産の大半(もしくはすべて)が不動産
まずトラブルの原因としてよく挙げられるのが、
「財産の大半(もしくはすべて)が不動産」であること。
分割しにくい不動産が財産の大半、または財産の全てが不動産の場合、
一つの不動産を複数の相続人で相続しづらい、
また複数の不動産があっても評価額の高い不動産の取り合いになるなど、
トラブルに発展しやすいです。

②相続人が多い・遠方に住んでいる
遺産分割協議は相続人全員が参加し、合意する必要があります。
ですが、相続人の人数が多かったり、相続人同士が遠方に住んでいて、
話し合いを進めることが難しくなる場合があります。
人数が多いと遺産分割協議がまとまらないこともあり、
相続人同士の話し合いだけで解決できなくなる場合があります。

③被相続人が再婚している
被相続人が再婚していた場合で、
再婚した配偶者と元配偶者の子どもが法定相続人となる場合など、
相続人同士の関係が希薄でトラブルになることも。
再婚の場合に限らず、代襲相続人が相続人に含まれる場合など
他にも相続人同士が疎遠で、全員の合意を得るのが難しい場合は
トラブルになりやすいです。
④遺言書がない・遺言書の内容が不公平
遺言書が無いことでトラブルに発展することはよくあります。
また、遺言書があってもその内容が不公平な場合もトラブルになり得ます。
遺産は遺言書の内容通りに分けることが原則ですが、
相続人全員の合意があれば相続人同士の協議により分割することもできます。

⑤特定の相続人が多く相続する場合
経営者であった被相続人から長男に自社の株式や自宅兼事務所を相続させる場合など、
特定の相続人が財産を多く相続するケースは他の相続人が不満を抱き、トラブルになりやすいです。
また、生前贈与で特定の相続人が贈与を受けていたにも関わらず、
遺言書が無く、法定相続割合で分割することになった場合、
贈与を受けていた相続人のみ財産を多く相続したことになるため
それで揉めることもあります。

▼最後に
相続トラブルが誰にでも起こりうることがご理解いただけたでしょうか?
「うちには関係ないから…」と思わず、
ご家族同士で事前に相続対策をしておくことがとても大切。
どんなに仲の良い家族であっても大きなお金が絡むと
トラブルになり最悪な結果になりかねません。
トラブルになる前の対策はもちろん大切ですが、
万が一トラブルに発展してしまった場合のご相談も弊社で承っております!
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ぜひお気軽にご相談ください!